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LPI-Japan x ISA「OSSの世界でグローバルに活躍する為に」

ITエンジニアが取得したい資格で5年連続No1に選ばれた
LPIC認定試験を主催しているLPI-Japanの理事長である成井弦様にLPIの方針やLPICの必要性について伺いました。

LPI-Japanとは?

木村: 本日は大変お忙しいところ、お時間をいただきありがとうざいます。
まず始めにLPI-JapanはNPOということですが何をしている団体なのでしょうか。

成井: Linux/OSSエンジニアの技術力の認定制度「LPIC」を通じて、日本のITエンジニアの育成と技術力向上の支援を行なっている団体です。

木村: LPICという話がでましたが、LPI認定試験の資格体系について教えてください。

成井: 認定のレベルはLevel1からLevel3まであります。
そしてLevel3 Specialtyは更に3つの専門分野に細分化されています。
試験はそれぞれの認定レベルに対応して用意しております。Level3 301以下のレベルは積み上げ方式ですので、まず、Level1の取得から目指してください。

木村: なるほど、技術者のレベルに合わせた試験が用意されているのですね。
ところで、LPIC受験者数や資格取得者はどのくらいいるのでしょうか。

成井: 2011年9月時点の日本国内における累計受験者数は170,000人。
また累計認定者数は59,000人です。

LPICを取得するメリットは?

木村: そんなにいるなんて知りませんでした。
先日も、ITエンジニアが今後取得したい資格のNo1に選ばれたそうですが、LPICを取得するメリットを教えてください。

成井: 現在、IT投資が最も多く行われている分野はインターネットのサーバー構築、保守、運用の分野です。そしてLinuxはインターネット系のサーバーで最も多く利用されているオペレーティングシステムです。
それ故、NEC、富士通、日立、NTTやその系列企業など多くの企業がLinuxエンジニアを多く必要としていますので、昇格・昇給・就転職にも有利です。

木村: 日本を代表するような企業名が出ましたが、Linuxを導入している会社は多いのでしょうか。

成井: はい、ある意味でパソコン以外の分野ではLinuxが主流だと言えます。
例えば、スマートフォンのOSのアンドロイドは、LinuxをベースにGoogleが開発したOSSです。
そしてPCやスマートフォンが繋がっているサーバーの大半はLinuxです。Google、Yahoo、Facebook、Amazon.com、楽天、mixi、COOKPADなども全てLinuxでシステムが運用されています。

木村: 本当に、色々なところでLinuxが使われていますね。
Linuxといえばオープンソースであるということが有名ですが、LPIさんではOSS-DB技術者認定試験もスタートしましたね。
OSS-DBもオープンソースということですが、オープンソースに注目が集まる理由は何だと思いますか。

成井: それは、オープンソースソフトウェア(OSS)は、世界中の大勢の人が協力して開発・改善されるので、特定の企業内のエンジニアだけで開発されるソフトウェアよりも遥かに優れている事が証明されているからです。

木村: オープンソースの方が世界中の技術者で開発している分、優れているんですね。
最近、クラウドや仮想化という言葉をよく聞きますが、Linuxが担う役割は何でしょうか。

成井: 世の中に知られたクラウド系のサーバーの大半はLinuxで構築されています。
クラウドの定義は幅広いですが、クラウドのインフラを提供する会社として有名なAmazon.comやSalesforce.comなども、システムはLinuxで構築されています。

LPICは、就職や転職に有利ですか?

木村: なるほど、Linuxがこれだけ多くのフィールドで使われているということは、LPICの資格は就職や転職に有利になるのでしょうか。

成井: これは間違いなく有利になります。Linuxは幅広い分野で利用されています。
別の言い方をすれば、LPICの資格は非常に幅広い分野で通用する資格ですので就職や転職に非常に有利な資格です。

木村: やっぱり、エンジニアにとっては有利だとは思いますが、技術職以外でもLPICは有利になるのでしょうか。

成井: もちろんです。
例えば、Webデザイナーの方がLPICを取得されると、Webのサーバーについても理解が深まるため、より良いWebサイトを構築したり提案したりすることができ、他のWebデザイナーとは一線を画した差別化された人として活躍できます。

木村: なるほど、確かに、WebサーバーはLinuxが多いですね。
では、なぜLinuxの技術者に認定が必要なのでしょう。

成井: 最大のメリットは、就職時や人事評価時において、自分の技術力を雇用側に証明できる点です。
また雇用側や人事担当者にとっては、採用条件や昇格条件を明確化できる点がメリットです。

木村: 企業にとっては、評価の基準になりますね。では、実際にはLinuxエンジニアの数は足りているのでしょうか。

成井: 先ほど話しましたようにLinuxが使用されている分野は非常に広範囲です。
しかし、Linuxを扱える人はまだ少ないです。それ故に、就転職の観点からも、ビジネス発展の観点からも、仕事のチャンスがいくらでもある分野です。

独学でも資格取得はできますか?

木村: そうなんですね。
独学で実機操作をしないで学習をすることは可能だと思いますか。

成井: 学習することは可能ですが、座学のみでLPICを受験しても合格する確率は低いでしょう。
水泳を本で学習することは可能ですが、それだけですぐに泳ぐことが出来ないのと同じです。

木村: その例えは分かりやすいですね。
僕も、ISAで学習を希望されている方には、同じような話をします。
ISAも「LPI-Japanアカデミック認定校」に認定していただいていますが、どのような制度なのでしょうか。

成井: LPICの認定取得を目指す人が、安心して学習できる環境を提供している教育機関をLPI-Japanが「アカデミック認定校」として認定する制度です。
LPI-Japanが定める学習環境基準をクリアした教育機関のみが、LPI-Japanアカデミック認定校に加入できます。

木村: 良い学習環境を提供できるようにがんばります。
最後に、今後のLPI-Japanさんの展望を教えてください。

成井: LPI-JapanはISAさんのようなアカデミック認定校と共にLPIC及びOSS-DB技術者認定資格を通じて、より多くの方により良い技術力を身につけて頂きたいと思っております。
そして多くの方が、LPICの認定を通じてスキルアップとキャリアアップを実現しオープンソースの世界でグローバルに活躍できるように、今後ともお手伝いをしてまいります。

木村: 今後ともよろしくお願いします。本日は、ありがとうございました。
(インタビューの全文より一部抜粋しての掲載になります)

LPI-Japan理事長成井弦プロフィール

1969年10月
ディジタルイクイップメントコーポレーションインターナショナル日本支社入社。
大阪営業所所長('79年4月)を経て日本ディジタルイクイップメント株式会社取締役教育事
業本部長('87年7月)、取締役企画本部長('88年2月)を歴任。

1990年8月
米国ディジタルイクイップメント社
ゼネラルインターナショナルエリア教育・コンサルティング事業担当副社長就任。

1994年9月
日本シリコングラフィックス(現日本SGI)株式会社入社。企画本部長就任。

1998年2月
代表取締役副社長就任。

2000年4月
LinuxProfessionalInstituteJapan(LPI-Japan)理事長就任。

2000年7月
株式会社リーディング・エッジ社代表取締役社長就任。

2003年2月
株式会社リーディング・エッジ社代表取締役会長就任。

2010年5月
株式会社リーディング・エッジ社顧問就任。
現在に至る