エクセルの使い方一覧|仕事で役立つ基本操作・関数・便利技まとめ
「パソコン教室ISA」ライターチームです。
ビジネスシーンにおいて、エクセル(Excel)は欠かせないツールです。しかし、「何ができるのか全体像がつかめていない」「基本操作に不安がある」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エクセルの基本的な使い方から、業務効率を上げる関数やショートカット、さらに一歩進んだ活用テクニックについて解説します。これからエクセルを学び直したい人や、就職・転職に向けてスキルを確認したい人は、最後までご覧ください。
エクセルの使い方・基本機能一覧
エクセルには多彩な機能がありますが、大きく分けて3つの役割があります。まずは基本の全体像を把握しましょう。
表計算・データ管理機能
エクセルの基本的な機能は、数値を入力して計算する表計算と、大量の情報を整理するデータ管理です。セルに入力した数値に対して数式を設定すれば、合計や平均などが算出できます。また、顧客リストのようなデータベースとして活用可能です。計算ミスを防ぎながら、データを効率的に管理するために欠かせない機能といえます。
グラフ作成・データ分析機能
入力された数値データを元に、棒グラフや円グラフ、折れ線グラフなどを作成し、視覚化する機能です。数字の羅列だけでは分かりにくい推移や割合を、直感的に理解できる形に変換します。また、蓄積されたデータをさまざまな角度から集計・分析すれば、売上の傾向や課題の発見も可能です。資料の説得力を高めるために重宝します。
文書作成機能
本来は表計算ソフトですが、グリッド(マス目)構造を利用して、請求書や見積書、納品書などの文書を作成する際にも使われます。Wordとは異なり、表のレイアウト調整が容易で、金額の自動計算機能も組み込める点がメリットです。また、スケジュール表など、枠線やセルを活かした文書作成においても高い利便性を発揮します。
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エクセルで覚えておきたい基本用語
操作手順を理解するには、画面の名称や用語を知っておくことが大切です。ここでは、覚えておきたい基本用語を解説します。
ブック・シート・セル
エクセルを扱う上で最小単位となるのが、データを入れるマス目の「セル」です。そのセルが集まって構成される1つのページを「シート(ワークシート)」と呼びます。そして、複数のシートをまとめて保存するファイル全体が「ブック」です。「ブックのなかにシートがあり、シートのなかにセルがある」という階層構造を理解しておきましょう。
リボン・タブ・数式バー
画面上部にあり、機能のアイコンが並んでいる帯状のエリアが「リボン」です。リボンは「ホーム」「挿入」などの「タブ」で切り替えて、目的に応じた機能を探します。「数式バー」は、現在選択しているセルの内容や計算式が表示される入力欄です。セルには計算結果を表示しつつ、数式バーで数式を確認・編集するという使い分けが基本となります。
列(カラム)・行(ロウ)
シート上で縦方向に並ぶ並びが「列(カラム)」、横方向に並ぶ並びが「行(ロウ)」です。列はアルファベット(A列、B列…)、行は数字(1行目、2行目…)で表されます。特定のセルを指定する際は「A1」や「C5」のように、列と行を組み合わせて呼びます。列と行の概念は、関数で範囲を指定する際や、データを並び替える際などに欠かせません。
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仕事で使うエクセルの基本操作
業務でエクセルを使うなら知っておきたい基本操作があります。効率的な入力や計算、表作成の基礎について見ていきましょう。
データの入力とオートフィル
セルを選択して文字や数値を入力するのが基本です。効率化の鍵となるのが「オートフィル」です。セルの右下にある「■(フィルハンドル)」をドラッグすることで、データをコピーしたり、日付や曜日、連番などの連続データを自動入力したりできます。数式もオートフィルで隣接するセルにコピーできるため、作業時間の短縮が可能です。
四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)
エクセルでは、半角の「=(イコール)」から書き始めると計算式として認識されます。足し算は「+」、引き算は「-」、掛け算は「*(アスタリスク)」、割り算は「/(スラッシュ)」の記号を使います。例えば「=A1+B1」と入力すれば、セルの値を参照して計算可能です。元の数値を変更すれば計算結果も自動で再計算されます。
表の作成と罫線・セルの結合
データを見やすく整理するために、表に「罫線」を引く操作は必須です。リボンのホームタブから、線の種類や太さを選んで枠線を引きます。また、表のタイトルなどを中央に配置したい場合は、複数のセルをまとめて1つのセルにする「セルの結合」を使います。これらを組み合わせることで、視認性の高いビジネス文書や帳票の作成が可能です。
並び替え(ソート)とフィルター(抽出)
大量のデータを扱う際、「並び替え(ソート)」を使えば、売上の高い順や日付の新しい順などにデータを整理できます。また、「フィルター」機能を使えば、特定の商品や担当者だけを抽出して表示可能です。必要な情報だけを素早く探し出したり、データの傾向を把握したりするために、実務では頻繁に使用されるデータ操作機能です。
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エクセルでこれだけは覚えたい関数9選
数ある関数のなかから、実務での使用頻度が高いものを厳選しました。これらを覚えるだけでも作業が捗りやすくなるでしょう。
集計・計算系(SUM、AVERAGE、COUNT)
基本中の基本となる関数です。「SUM」は指定した範囲の数値を合計し、「AVERAGE」は平均値を算出します。「COUNT」は数値が入力されているセルの個数を数えるのに対し、「COUNTA」を使えば文字を含む空白以外のセルを数えられます。売上集計やアンケートの回答数確認など、あらゆる業務のベースとなる関数です。
条件分岐・検索系(IF、VLOOKUP、XLOOKUP)
「IF」は「もし〇〇ならA、そうでなければB」という条件分岐を行います。「VLOOKUP」は指定したキー(商品IDなど)を元に、別表から対応するデータ(商品名や価格)を取り出す関数です。最新のエクセルでは、柔軟で使いやすい「XLOOKUP」も登場しています。これらを使いこなせると、業務の自動化レベルが上がるでしょう。
文字列操作・日付系(LEFT、CONCAT、TODAY)
データの加工や整形で役立つ関数です。「LEFT」は文字列の左端から指定した文字数を抜き出し、「CONCAT」は複数のセルの文字を連結します。「TODAY」はファイルを開いたその日の日付を自動表示する関数です。システムから出力されたデータの修正や、請求書の日付自動更新などが可能になり、事務作業の効率化につながります。
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エクセルで使うショートカットキー一覧
ショートカットを活用すれば、マウス操作を減らし作業の効率化につながります。代表的なショートカットについて見ていきましょう。
基本操作(コピー、貼り付け、元に戻す)
作業効率を上げる基本的なショートカットです。「Ctrl + C」でコピー、「Ctrl + V」で貼り付けを行います。操作を間違えたときは「Ctrl + Z」で直前の操作を元に戻せます。マウスを使わずにキーボードだけで操作を行えば、入力作業のスピードが向上します。まずはこの3つを無意識に使えるようになることが第一歩です。
ファイル操作(保存、印刷、閉じる)
ファイル全体に関わる操作もショートカットが便利です。「Ctrl + S」は上書き保存で、作業中のデータ消失を防ぐためにこまめに押す癖をつけましょう。「Ctrl + P」は印刷プレビュー画面を呼び出し、「Ctrl + W」は現在開いているブックを閉じます。メニューから選択する手間を省き、スムーズに作業を完了させるために有効です。
移動・選択(全選択、端まで移動)
広範囲のデータを選択する際に重宝します。「Ctrl + A」を押すと、シート全体や入力されている表全体を選択可能です。また、「Ctrl + 矢印キー」を使えば、データが入力されている端のセルまで一気に移動できます。「Shift」を組み合わせれば範囲選択も可能です。スクロールの手間をなくし、大量のデータを操作するために欠かせません。
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さらに一歩進んだエクセルの活用テクニック
基本操作に加え、データの分析や視認性を高める機能を使いこなせば、業務効率と品質が上がります。
条件付き書式でデータを視覚化する
「特定の値以上なら赤色にする」「重複しているデータに色を付ける」といったルールを設定し、自動でセルの書式を変更する機能です。目標達成率の可視化や、入力ミスの発見に役立ちます。数字を見るだけでは気づきにくい情報の変化を色やアイコンで把握できるため、管理表やレポートの品質を向上させられます。
ピボットテーブルでクロス集計を行う
大量のデータを、関数を使わずにドラッグ&ドロップだけで集計・分析できる機能です。「担当者別×月別」や「商品カテゴリ別×地域別」など、さまざまな切り口でクロス集計が行えます。元のデータを変更せずに集計結果だけを作成でき、集計軸の変更も容易なため、データの傾向分析や会議での報告資料作成において強力な機能となります。
絶対参照と相対参照の違いを理解する
数式をコピーする際、参照するセルがずれていくのが「相対参照(例:A1)」、ずれないように固定するのが「絶対参照(例:$A1)」です。固定された数値を計算に使う場合は、F4キーで「$」マークをつけて絶対参照にしましょう。この違いを理解していないと、数式をコピーした際に計算結果がずれてしまうため、正確な表計算には不可欠な知識です。
本記事では、エクセルの基本的な使い方や業務でよく使用する関数、ショートカットキーなどについて解説しました。エクセルは機能が豊富であるため、自分の業務に必要な操作から1つずつ習得していくことが大切です。
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