MOS資格

MOS資格はテキスト学習も可能?試験の特徴やテキストの選び方、学習ポイントとは

MOS資格は、Microsoftが提供するofficeソフトについてのスキルが身につく資格です。スキルアップはもちろん、パソコン業務が欠かせないビジネスシーンでも、注目度が高まっています。MOS資格を取得するための学習方法はさまざまですが、難易度がそこまで高くないため、テキストを使った独学でも合格を目指せます。 この記事では、MOS資格試験の対策におけるテキストの選び方やメリット、デメリットなどについて解説します。ぜひ、お役立てください。 

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MOS資格はテキストで独学可能?

MOS資格は、受験資格も特にないうえ、試験も頻繁に開催されているため、だれでも気軽にチャレンジできます。合格率は60~80%程度あり、他のIT系の資格と比べると難易度も低めです。受験する科目の出題範囲や特徴をしっかり把握し、適切なテキストで対策していれば、独学でも合格が目指せます。

MOS資格をテキストで学ぶ際の勉強時間

MOS資格をテキストで学習する場合、まったくの初心者なら、80時間程度は必要です。毎日2~3時間の学習だと、約3か月程度の学習期間となります。 これまでの経験でWord、Excel、PowerPointなどのMOSの対象となるOfficeソフトの知識が多少ある場合は、40時間程度で資格取得を目指すことが可能です。

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MOS資格のバージョンの違い

Officeソフトは、約3年でバージョンアップしており、その都度MOSで取得できるバージョンも変わります。現在のMOS資格で受験できるバージョンは2016・2019・365の3種類です。 バージョンによって機能が異なるケースもあるため、対応しているテキストを活用しなければなりません。よく使うバージョンや職場で使っているバージョンに合わせて学習し、受験科目を選ぶとよいでしょう。

MOS資格の難易度は2種類ある

MOS資格の科目は、Excel・Word・PowerPoint・Outlook・Accessの5種類です。難易度が一般レベルと上級レベルに分かれており、一般レベルは「スペシャリスト」、上級レベルを「エキスパート」と呼びます。一般レベルのスペシャリストでも、基礎から簡単な応用までのスキルが身につきます。資格を取る順番に決まりはないため、エキスパートから受けても問題ありません。

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MOS資格の出題傾向とは?

MOS資格に独学で挑戦する場合、以下の出題傾向について知っておくと、テキスト選びに役立ちます。

パソコンでの実技のみ

MOS資格の試験に筆記試験はなく、実技のみです。実際にOfficeソフトを操作しながら、与えられたシートに記載されている課題を解決していきます。合格を目指すには、問題集などで実際に操作しながら、実践的なスキルを身につけましょう

MOS資格特有の言い回しがある

実技試験で与えられるシートでは、特有の言い回しが使われるため、慣れていないと指示が理解できない可能性が高いです。普段使わない言い回しなどもあるため、実際の試験に応じたテキストを使い、問題を解きながら慣れておく必要があります。

4~6のセクションに分けて出題される

MOS資格に合格するには、科目それぞれの全般的な知識が必要となりますが、試験では、ある程度セクションごとに分けて出題される傾向にあります。 試験対策の学習では、過去に出題されたセクションを確認し、セクションごとに順番に学んでいくと効率的です。

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MOS資格をテキストで学ぶメリット

MOS資格対策で、テキストでの独学を選ぶ大きなメリットは、以下の2つです。

自分のペースで学習できる

テキストによる独学なら、自分のタイミングで学習に取りかかれるので、空いた時間を有効に使いながら、自分のペースで進められます。短期間で勉強したいという場合でも、ペースの調整が可能です。

学習にかかるコストを削減できる

MOS資格は、通信講座やパソコン教室などで学ぶ方法もありますが、ある程度のコストが必要です。しかし独学であれば、テキスト代のみで始められます。インターネット上にも無料で学習できる情報が豊富にあるので、コスト面でのメリットも大きいでしょう。

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MOS資格をテキストで学ぶ際のデメリット

テキストを使ってMOS資格の学習を進めると、以下のようなデメリットがあります。

自己管理が難しい

独学によって学習を続けるには、徹底した自己管理が必要です。勉強時間の確保はもちろん、モチベーションの維持ができなければ、学習期間が伸びてしまいます。予定のスケジュールで思ったように進まず、挫折するケースもあるので注意が必要です。

初心者には難易度が高い

パソコン初心者が独学でMOS資格の勉強をすると、疑問や不明点の解決に時間がかかってしまいます。テキスト選びや学習の進め方がわからず、なかなかスキルが身につかない可能性もあるでしょう。学習の仕方や進め方に不安がある場合は、専門講師のいるパソコン教室を利用するのもおすすめです。

MOS資格におけるテキスト学習のポイント

MOS資格をテキストで学習する場合、以下の3つのポイントを押さえておくとよいでしょう。

実践的なスキルを意識して学習する

MOS資格の試験は実技のみとなるため、課題を瞬時に理解し、課題を解決する対応力が求められます。実践的なスキルを身につけるには、テキストをしっかり読み込み、実際にパソコンを操作しながら問題を解いていく必要があります。問題を繰り返し解いて、本番でも落ち着いて対応できるように準備しておきましょう。

試験までのスケジュールを調整する

確実に合格を目指すなら、計画的な学習スケジュールが必要です。MOS資格の試験は、全国一斉試験と随時試験があり、随時試験であれば毎日実施されているため、受験のタイミングはある程度自由に選べます。自分のレベルに合わせて十分な学習スケジュールを確保しておけば、一発合格も目指せるでしょう。

テキスト選びに注意する

受験するバージョンや科目に合ったテキストを選ぶのはもちろん、自身のレベルや出題傾向に合わせてテキストを選ぶ必要があります。テキスト選びに失敗すると、効果的な学習は叶いません。 テキストの選び方について、詳しくは次項で解説するため、参考にしてください。

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MOS資格対策でのテキストの選び方

MOS資格を独学する場合の、テキストの選び方について、5つポイントをご紹介します。

できるだけ最新版のもの

試験の内容や受験可能なバージョンは、状況に応じて変わる可能性があります。正しい範囲で勉強するためにも、なるべく最新版のテキストを選ぶようにしましょう。

受験する試験のバージョンなどに合ったもの

自分が受けたい科目とバージョンに対応しているテキストを選びましょう。どの科目から受ければいいか分からないという場合は、MOS資格のなかでも、ビジネススキルとして活用しやすいWordやExcelからの取得がおすすめです。なお、MOS資格は、年に1回開催される全国一斉試験なら、同時に3科目まで受験できます。

図表などわかりやすい解説があるもの

初心者だと、文章だけでは理解できない可能性があります。図表やイラストを用いてわかりやすく解説してあるテキストを選ぶとよいでしょう。ある程度知識がある方には、実際の試験に近い文章で記載されているテキストがおすすめです。

MOS資格特有の言い回しが使われているもの

Officeソフト特有の言い回しが使われているテキストを使いましょう。試験で課題の内容を理解するためにも、慣れておく必要があります。特有の言い回しごとに、どんな操作を求められているのかを紐づけて学んでおけば、本番でも慌てずに対応できます。

問題集や模擬試験が付いているもの

実践スキルを身につけるためにも、実際の試験に近い環境で問題を解いていく必要があります。そのため、問題集が揃っているテキストがおすすめです。また、試験の出題形式に慣れておきたい人は、模擬試験が付いているテキストを選ぶのが効果的です。

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MOS資格対策におすすめのテキスト

ここからは、MOS資格の対策におすすめのテキストを紹介します。

MOS対策テキスト&問題集

よくわかるマスター MOS Excel 365対策テキスト&問題集

よくわかるマスター MOS Word 365対策テキスト&問題集

よくわかるマスター MOS PowerPoint 365対策テキスト&問題集 など

MOSの公式サイトでも紹介されているMOS対策教材のなかでも、テキストと問題集がセットになっているものです。上記で紹介したテキストは、365のバージョンのものですが、2019・2016にもそれぞれ対応したものもあります。模擬試験も付いており、実戦形式で学習可能です。

MOS攻略問題集

MOS攻略問題集 PowerPoint 365

MOS攻略問題集 Word 365&2019

MOS攻略問題集 Excel 365&2019 など

出題範囲を網羅した問題集形式のテキストです。動画による解説や模擬試験も受けられます。各科目・バージョン毎に用意されています。

動画で学習シリーズ

動画で学習!MOS 365対策 Excel一般レベル ~TWD式学習術~

動画で学習!MOS 365対策 Word一般レベル~TWD式学習術~ など

初心者にもわかりやすく、動画で操作を解説しているテキストです。実際に活用するシーンが解説されるので、より実践的なスキルが身につきます。模擬問題付きです。こちらのシリーズも、各科目・バージョンで用意されています。

MOS資格のテキスト学習が向いている人

MOS資格のテキスト学習は、以下のような人におすすめです。

これまでに資格試験に独学で挑戦・合格してきた人

自己管理が得意な人

Officeソフトに関する知識がある人

関連する資格を持っている人

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MOS資格対策がテキストだけで不安なら?

MOS資格は、テキストによる独学でも十分に合格を目指せる資格です。ただし、自己管理が苦手、1人で勉強するとモチベーションが不安などという人には向いていません。 独学への懸念がある人には、専門講師から教えてもらえるパソコン教室がおすすめです。MOS資格取得を支援してくれる教室もあり、合格に向けて十分なカリキュラムを組んでもらえます。パソコンに強い講師が在籍しているため、わからないところも理解できるまで解説してもらえるのもメリットです。

まとめ

MOS資格は、試験対策テキストも豊富に出ており、難易度もそこまで高くないため、独学でも取得が目指せる資格です。受験する科目とバージョンはもちろん、自分の学習レベルに合ったテキストを選び、計画的に学習しましょう。 1人で学習するのが不安な場合は、パソコン教室を活用するのもおすすめです。「ISAパソコン教室」なら、MOS資格の試験対策に特化したカリキュラムがあり、質の高い講師のサポートが受けられます。パソコン教室でのMOS資格対策に興味がある方は、ぜひ以下から資料をご確認ください。

ABOUT ME
石井麻美
パソコン教室ISA講師の講師です。 主にOffice系(Word Excel Access PowerPoint)やVBAの授業を担当しています。 Microsoft Office Specialist VBAスタンダードクラウン 資格取得済
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