「パソコン教室ISA」ライターチームです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)が進む現代、ビジネス環境の変化に対応するためリスキリングが重要です。スキルを証明する資格取得は、リスキリングをおこなう上で有効な手段の1つといえます。
この記事では、DX時代に役立つ資格や人気の資格、リスキリングで得たい知識・スキル、メリットや方法を解説します。
リスキリングでDX時代におすすめの資格
リスキリングとは、技術の進歩や働き方の変化に対応できるよう、これからの仕事で必要とされる新しい能力や知識を身につけることです。DXが加速する現代においてDX推進に貢献できる、リスキリングにおすすめのIT関連資格を紹介します。
VBAエキスパート
VBAエキスパートは、ExcelやAccessにおけるVBAのプログラミングスキルを証明する資格です。なお、VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Office製品の操作を自動化するプログラミング言語を指します。定型業務の自動化や効率化に直結するため、事務職や管理部門など、幅広い職種で役立ちます。

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MOS(Microsoft Office Specialist)
MOSは、Word・Excel・PowerPointなどのMicrosoft Office製品の利用スキルを証明する国際資格です。ビジネスの基本ツールであるOffice製品を使いこなせることは、多くの企業で求められる基礎スキルです。特にExcelスキルはデータ集計や分析の第一歩としても重要であり、DX時代の基礎体力としてリスキリングで改めて習得・証明する価値があります。



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ITパスポート試験
ITパスポート試験は、ITに関する基礎知識を証明する国家試験です。情報セキュリティやネットワーク、経営戦略、プロジェクトマネジメントなど、ITを活用する上で必要な幅広い知識が問われます。



プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャー試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験の1つで、ITプロジェクトを成功に導くためのマネジメント能力を認定する高度情報処理技術者試験です。
ITストラテジスト試験
ITストラテジスト試験もIPAが実施する高度情報処理技術者試験の1つで、企業の経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、実行を主導する能力を認定します。DXを経営課題として捉え、ITを活用した事業変革を推進できる人材は極めて重要です。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験もIPAが実施する、ITエンジニアとしてのキャリアをスタートする上での登竜門とされる国家試験です。ITに関する基礎理論から、プログラミング・システム開発・ネットワーク・データベース・セキュリティまで、幅広い知識と技能が問われます。



Python 3 エンジニア認定基礎試験
Pythonは、AI開発やデータ分析、Webアプリケーション開発など、幅広い分野で活用されている人気のプログラミング言語です。Python 3 エンジニア認定基礎試験は、Pythonの基本的な文法や知識が問われます。DXの中核技術であるAIやデータサイエンス分野への関心が高い人にとって、リスキリングで最初に取り組むのにおすすめの資格です。
Microsoft Azure Administrator
Microsoft Azureは、主要なクラウドプラットフォームの1つで、Azure AdministratorはAzure環境の実装・管理・監視に関するスキルを証明する認定資格です。クラウド活用はDXの基盤であり、インフラエンジニアやクラウドエンジニアを目指す人にとって、リスキリングで取得する価値の高い実践的な資格といえます。



CCNA(Cisco Certified Network Associate)
CCNAは、ネットワーク機器大手・シスコシステムズ社が認定する、ネットワークエンジニアの基本的なスキルを証明する資格です。ネットワークの基礎から、ルーティング・スイッチング・セキュリティ・自動化まで、現代のネットワーク環境に対応するための知識が問われます。インフラ系のエンジニアを目指す人のリスキリングとして定番の資格です。



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リスキリングで人気のその他の資格
リスキリングの対象はIT分野に限りません。専門性を高めたり、キャリアチェンジを目指したりするために、さまざまな分野の資格が人気を集めています。
TOEIC
TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を測定する世界共通のテストです。特に外資系企業への転職や海外との取引がある部署を目指す場合、リスキリングによるスコアアップは大きな武器になります。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断や助言を行う専門家で、経営コンサルタントに関する唯一の国家資格です。経営全般に関する幅広い知識が求められます。
FP技能検定
FP(ファイナンシャル・プランニング)技能検定は、個人のライフプランニングに基づき、資産設計や資金計画に関するアドバイスを行うための知識・技能を証明する国家資格です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引の専門家であることを証明する国家資格です。金融機関や建設業界など、関連分野でのキャリアアップにも役立ちます。
社会保険労務士
社会保険労務士(社労士)は、労働・社会保険に関する手続きや相談、労務管理に関する指導を行う専門家で、人事労務分野の国家資格です。働き方改革関連法への対応など、需要が高まっています。
メンタルヘルス・マネジメント検定
メンタルヘルス・マネジメント検定は、働く人たちの心の健康管理(メンタルヘルスケア)に関する知識や対処法を習得するための検定試験です。部下のメンタルヘルスケアを行う管理職や、人事労務担当者にとって有用な知識が得られます。
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リスキリングで学びたい知識・スキル
資格取得は目標設定やスキルの証明に役立ちますが、リスキリングの本質は、変化に対応できる知識やスキルを身につけることです。ここでは、特に現代において需要の高い知識・スキル分野を紹介します。
プログラミング
Webサイト制作やアプリケーション開発、業務自動化ツール作成など、プログラミングスキルはさまざまな場面で活用できます。Python・Java・JavaScript・Rubyなど、目的に応じた言語を学ぶことで、新たなキャリアパスが開けるでしょう。
データ分析
膨大なデータを収集・分析し、ビジネス上の意思決定に役立つ知見を引き出すスキルは、多くの業界で求められています。統計学の基礎、ExcelやBIツール・SQL・Python・R言語などのスキルが重要です。
サイバーセキュリティ
企業や組織をサイバー攻撃から守るための知識と技術は、DX推進と表裏一体で重要性が増しています。ネットワーク・OS・暗号化技術・脆弱(ぜいじゃく)性診断などの知識が求められます。
語学
グローバル化に対応するため、英語をはじめとする語学力は依然として重要です。ビジネスコミュニケーションや交渉、異文化理解など、活躍の場を広げる上で不可欠なスキルといえます。
マーケティング
デジタル技術の進展により、マーケティング手法も大きく変化しています。WebマーケティングやSNS活用、データ分析に基づいた戦略立案など、顧客との関係を構築し、ビジネスを成長させるためのスキルが求められるでしょう。
人工知能(AI)
AI技術は、画像認識や自然言語処理、予測分析など、さまざまな分野で活用が進んでいます。AIの仕組みを理解し、活用できるスキルは、将来的に多くの職種で価値を持つ可能性があります。
マネジメント
プロジェクトマネジメントやピープルマネジメント、組織運営など目標達成に向けてリソースを効果的に活用し、チームを導くスキルは役職にかかわらず重要です。
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リスキリングに取り組むメリット
リスキリングは、個人のキャリアにとって多くのメリットをもたらします。
DX時代に不可欠なITスキルが身につく
リスキリングを通じてIT関連の知識やスキルを習得することで、DXが進む現代のビジネス環境に適応しやすくなります。業務効率化や新たな価値創造に貢献できる人材として評価されるでしょう。
キャリアの選択肢が広がる
新たなスキルや資格を身につけることで、これまで選択肢になかった職種や業界への転職、社内での部署異動や昇進など、キャリアの可能性が大きく広がります。
収入アップも期待できる
専門性の高いスキルや需要の高い資格を取得することで、自身の市場価値が高まり、より良い条件での転職や昇給につながる可能性があります。
柔軟な働き方も可能に
プログラミングやWebデザイン、データ分析などのスキルは、リモートワークやフリーランスといった柔軟な働き方を実現しやすくなります。場所に縛られない働き方も選択肢に入ってくるでしょう。
市場価値を高めてどこでも活躍できる
変化の激しい時代において、常に学び続ける姿勢と新たなスキルは、特定の企業に依存しない、ポータブルな市場価値を高めます。これにより、環境の変化に強く、どこでも活躍できる人材を目指せるでしょう。



リスキリングの方法3選
リスキリングを始めたいと思っても、何から手をつければよいか迷うかもしれません。おもな学習方法を3つ紹介します。
書籍を活用して独学
自分のペースで学習を進めたい人や、費用を抑えたい人には、書籍での独学がおすすめです。体系的に知識を学びたい分野の入門書や資格対策本などを活用しましょう。ただし、モチベーション維持や疑問点解消が課題となる場合があります。
オンライン学習
時間や場所に縛られずに学習したい人には、オンライン学習が便利です。動画教材や演習問題が豊富で、比較的安価なコースも多くあります。コミュニティー機能があるサービスなら、学習仲間を見つけることも可能です。
スクールに通う
短期間で集中的にスキルを習得したい人や、実践的なスキルを身につけたい人には、専門スクールやプログラミングスクールが有効です。体系的なカリキュラムや講師による直接指導、キャリアサポートなどが受けられるメリットがあります。



DXの進展などにより、ビジネスを取り巻く環境が大きく変化するなかで、リスキリングによるスキルのアップデートは自身のキャリアを守り、可能性を広げるための重要な取り組みです。特に「資格」の取得は、目標設定やスキルの可視化に役立ち、自信にもつながります。
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