MOS資格

MOSが役に立たないのはなぜ?資格を取る価値や知っておきたいQ&Aとは

ビジネスシーンでは欠かせないスキルとなっている「パソコンスキル」は、資格の取得によって身につけられます。なかでも「MOS資格」は、ビジネスシーンでは欠かせないスキルとなっている「パソコンスキル」は、資格の取得によって身につけられます。なかでも「MOS資格」は、初心者でも目指しやすい資格です。ただ、MOS資格をとっても、あまり役に立たないと思われてしまうケースがあります。 この記事では、MOS資格が本当に役に立たないのか、役に立たないと言われる理由や取得メリットなどについて解説します。ぜひ、参考にしてください

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本当にMOS資格は役に立たないの?

MOS資格を取得しても、役に立たないという声もありますが、そんなことはありません。MOS資格の取得では、以下の3つのようなメリットが期待できます。

パソコンスキルのアピールになる

MOS資格を取得すると、同時にMicrosoftのOfficeソフトに関する知識や技術を身につけられるため、一定のパソコンスキルがあることがアピール可能です。昨今、デジタル化が進んでいる一方で、スマートフォンの普及によりパソコン操作に慣れていない人も増えています。パソコンスキルがアピールできる資格を持っていれば、大きなアドバンテージになるでしょう。

スキルアップで業務が捗る

先述の通り、MOS資格の取得によってパソコンスキルが身に就きます。そのため、自身のスキルアップにつながり、ビジネスにおける業務効率が良くなる可能性があります。特に、ビジネスシーンでも活用頻度の高いOfficeソフトが効率的に使えるようになるため、生産性向上も目指せるでしょう。

転職や昇給に役立つ

昨今、求人を出している企業のなかには、MOS資格を条件にしている場合もあるため、就職や転職にも役立ちます。企業によっては、MOS資格の取得が昇格・昇給要件になっているケースもあるようです。転職や昇格が叶えば、今後のキャリアアップも図れるでしょう。

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なぜMOS資格が役に立たないと言われてしまうのか

上記のように、取得によって役立つメリットもあるMOS資格ですが、なぜ役に立たないと言われているのでしょうか。ここからは、その理由について解説します。

IT系資格のなかでも取りやすい

IT系の資格試験には、さまざまな種類や難易度のものがありますが、なかでもMOS試験は、比較的難易度が低く取得しやすいとされています。初心者でも合格が目指せるレベルであるため、役に立たないと言われてしまうケースもあるでしょう。 しかし、一定のパソコンスキルの証明としては十分です。自身のスキルアップの目標として、MOS資格取得を目指すのは、悪いことではありません。

難易度が低いわりに受験料が高い

MOS資格には2段階のレベルがありますが、一般レベルでも10,780円、上級レベルで12,980円の受験料がかかります。IT系資格のなかでも、日商PC検定などは、4~5千円程度で受験できるため、高く感じてしまいます。また、受験料が高いにもかかわらず、他の試験よりも難易度が低いため、費用対効果が悪いと思われてしまいがちです。

合格が目的になり実践スキルが身につかない

MOS資格は、しっかり対策していれば合格が目指しやすいため、実践的なスキルまでは身につきにくいのも役に立たないと言われがちな理由の1つです。Officeソフトに関する基礎知識があれば、出題傾向や過去問題を学習すれば比較的合格に近づけます。資格取得によって身につくスキルが、物足りないと感じてしまうかもしれません。

アピールにならない職種もある

パソコンを全く使わない職種やMicrosoft製品を使っていない企業だと、MOS資格を取っていてもアピールにならないケースがあります。昨今、さまざまなITツールが登場しているため、なかにはofficeソフトを導入していない企業もあるでしょう。 資格取得は、そのスキルを発揮できなければ意味がありません。今の仕事や今後のキャリアにMOS資格が必要かどうかを見極めるのも大切です。

MOSの資格があると就職で有利になる?取得するメリットやアピール方法なども解説!MOS資格は民間資格の一種であり、エクセルやワードといったMicrosoft Officeに関するスキルが、一定の水準に達していることを...

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MOSはITに強い企業では役に立たない?

エンジニアやプログラマーなどのハイレベルなIT系の職種では、MOS資格を持っているだけで有利になるケースは少ないでしょう。パソコンの基礎知識は持っていて当たり前な環境となるため、MOS資格で身につけるスキルに加えて、応用スキルやプログラミングスキルなど、その分野の専門知識も求められます。

MOS資格試験の概要

MOSの正式名称は、Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)です。試験の内容は、Microsoftのofficeソフト各種に関する知識や技術を問うものとなっています。その他の概要について、以下で詳しく解説します。

資格試験の種類

試験科目の種類は、OfficeソフトのWord、Excel、Outlook、PowerPoint、Accessの5つです。Word、Excelは一般レベルの「スペシャリスト/アソシエイト」と上級レベルの「エキスパート」に分けて実施され、PowerPoint、Outlookは「スペシャリスト」のみ、Accessは2016バージョンまでは「スペシャリスト」、2019からは「エキスパート」の位置づけで実施されます。 スペシャリストでは、各ソフトの基礎知識や操作技術、エキスパートでは、基礎知識に加え、応用などが問われます。特に、Word、Excel、PowerPointは、ビジネスシーンでの使用頻度が高く、人気です。

MOS資格の称号

MOS資格では、取得した科目の種類や数によって、以下のような称号が与えられます。

称号 条件
Microsoft Office Specialist
「アソシエイト」
対象ソフトのスペシャリストを3つ取得する
Microsoft Office Specialist
「エキスパート」
アソシエートに認定されたうえで、対象科目のエキスパートを2つ取得する
Microsoft Office Specialist
「マスター」
ExcelエキスパートとWordエキスパート、PowerPointを取得したうえで、Outlook、Accessのどちらか1科目を取得する

MOS取得に必要な学習時間

エキスパートを目指す場合、パソコン経験者であれば45時間初心者の場合は80時間程度必要と言われています。毎日2時間程度の学習時間とすると、3か月程度です。そのため、集中すれば短い期間でも取得が目指せるでしょう。

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MOS資格を取るための勉強方法

MOS資格を取得するための勉強方法には、大きく分けて以下の3種類があります。

パソコン教室に通う

MOS資格の受験対策を実施しているパソコン教室を利用する方法があります。パソコンに詳しい講師から直接指導が受けられ、実践スキルも学べるのが特徴です。自身のレベルに合わせて教えてもらえるほか、疑問点はその場で解決できます。自宅学習ができる教室もあるため、ライフスタイルに合わせた学び方も可能です。

通信講座で学ぶ

MOS資格対策の通信講座を利用するのもよいでしょう。理解しやすいテキストが活用できるほか、個別に対応してもらえる講座もあります。ただし、質疑応答には時間がかかる可能性があるので、自分のペースでの学習が難しい場合もあります。

独学で学ぶ

MOS資格の対策テキストを使って独学も可能です。自己管理が徹底できるなら独学でも資格取得は目指せます。ただし、パソコンなどの機材があり、ある程度パソコンスキルを持っている人向けです。

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MOS資格に関するQ&A

ここからは、MOS資格に関してよくある疑問について、Q&A方式で解説します。

履歴書の資格欄に記載すると恥ずかしい?

世界的に知名度がある資格なので、履歴書に記載して恥ずかしいものではありません。資格欄に書くと、officeソフトの基礎知識があるという証明になります。officeのスキルを重視している企業では優遇されるケースもあるでしょう。ただし、難易度が低いため、努力などのアピールにはなりにくいので注意が必要です。

どんな職種なら役立つ?

MOS資格は、パソコン業務の多い事務や総務などのオフィスワークで重宝されやすい資格です。PowerPointの場合、資料作成によく使用されるため、営業職でも役立つでしょう。MOS資格に関する記述がある求人を探してみると、参考になります。

MOS資格はどんな人におすすめ?

MOS資格は、就職活動を控えている10~20代の若年層や、ビジネススキルとして必要になったため取得を目指す中年層などに受験者が増えています。パソコンスキルの向上を目指すシニア層にも広がっています。 また、さまざまな場面で役立つスキルなので、将来のために何か資格を取っておきたいという人から、仕事で必要という人まで、幅広い層におすすめできる資格です。

MOS資格の勉強におすすめのパソコン教室

MOS資格の勉強方法のなかでも、初心者には特に、マンツーマンで指導が受けられるパソコン教室がおすすめです。

実績があり信頼できるパソコン教室を選ぼう

パソコン教室は全国に多くあるため、教室選びが重要です。豊富な実績があり、信頼してサポートを任せられる教室を選びましょう。また、教室によってグループレッスンや個人レッスンなど、授業の形式はさまざまなので、自分に会う教室を見つけるのも大事です。MOS資格対策に特化したプランがあるかどうかも確認するとよいでしょう。

40年の歴史がある「ISAパソコン教室」がおすすめ

ISAパソコン教室は、40年間パソコンスキルを指導しているパソコン教室なので、初心者にもおすすめです。MOS資格の取得支援も行っており、確かなノウハウがあります。 また、マイクロソフト認定トレーニングを実施しているため、信頼度が高く、初心者でも安心して通えます。パソコン教室だけでなく、試験会場も併設しているので慣れた環境で受験できるのもポイントです。

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まとめ

MOS資格は、役に立たないと言われてしまうケースもありますが、一定のパソコンスキルを持っている証明になり、幅広い場面で役立つ資格です。これからパソコンスキルを伸ばしたいと思っている人には、一歩目として最適な資格となるでしょう。 独学や通信講座での学習も可能ですが、実践的なスキルも身につけてビジネスに活かすためにも、パソコン教室がおすすめです。なかでも「ISAパソコン教室」なら、質の高い講師によるサポートを受けながら、着実に力がつけられます。また、ここ10年でMicrosoftジャパンが1年に1社選ぶLearning Awardを3度受賞しているなど、十分な実績もあります。 これからMOS資格に挑戦してみたい人は、ぜひ下記から詳しい資料をご覧ください。

ABOUT ME
石井麻美
パソコン教室ISA講師の講師です。 主にOffice系(Word Excel Access PowerPoint)やVBAの授業を担当しています。 Microsoft Office Specialist VBAスタンダードクラウン 資格取得済
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